東洋医学の鍼灸は何をしているの?

主に東洋医学の分野を鍼灸でやっている人達がいます。
私もそこそこ勉強しました。
例えば、腰痛の場合に腰だけを施術して良くなるのには限界があります。
個人のスキルもあると思いますが、腰だけでこれ以上どうしたらええねん!という状況があります。
腰が悪くなる原因は、1つではありません。
だいたいが複合的に絡んでます。
例えば、
・腰の筋肉が固い
・ストレス
・足までの血流や流れが悪い
・胃腸の弱り
・呼吸が浅すぎる 等
このように良くならない原因を上げるとたくさんあります。
これらの症状がどれくらい腰痛と直結するかを施術しながら理解していく必要があります。
昔、勉強に行った先の先生が、○○は間違ってないけど遠いね、それは近いね。
という表現をしていました。
遠いと関与が薄いので、今ある症状には効きずらいのです。
東洋医学系の施術では、全身から施術するために遠くて効いている様に感じない現象がよく起ります。
考え方や施術が間違ってなくでも時間がかかり、お客さんが待てないのです。
それゆえコミュニケーションや説明、などに力を注ぐ東洋医学の鍼灸院がとても多いです。
必要な事ですが、そこにしか力を注がない現象も起ります。
そして、やり過ぎると今度は逆に怪しく、胡散臭くなります(笑)
なぜなら実態の施術以上の効果を期待させてたり、少ない物を大きくみせたりします。
施術の効果やスキルや仕事量を超えて相手にセールスや説得をしている様な状態があるかもしれません。
仕事量とのバランスが必要です。

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