昔の話です。
ある時、関わっていたスタッフに施術で気になることがあったため、
何を考えながら施術しての?と確認して聞いたところ。
何も考えてない。
と言われた事があります。驚いて衝撃をうけました。
施術はパターン化すれば、身体や手が覚えるのでボーっとしていてもできます。
まれに寝ている人もいます。
しかしながら、身体を良くする為の施術、なんらかの目標を持って施術する場合、
身体のどこに原因があるのか、身体はどうなっているのか?
筋肉を触り分けたり、関節の状況を確認したり、判断したり、しながら手の感覚を働かせて施術します。
昔に働いた場所の様に常連化して、ここだけ揉んでくれたらいいみたいな人は、
毎回同じ事を求めて来るわけですから。何も考えてない人の施術で良いのかもしれません。
しかし、何かしら改善や原因の究明をする場合はそれではどうにもなりません。
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