施術をスポーツ、音楽の演奏とにた要素があるといイメージしてください。
身体を使ってする。
感覚やフィーリングが必要です。
鍼に例えると、
手の感覚で悪い場所やツボを判断、鍼を打って鍼先の感覚を経験と照らし合わせる。
鍼先が何に当たって効いているか?判断する。
深さや方向、当てる場所など操作して感じ取ります。
実は効くと鍼先に感覚があって解ります!
当てた感覚があり、筋肉や組織が反応して鍼を締めます。鍼にもう良いと知らせるのです。
鍼灸は、一人一流派といったものです。
基本の施術動作のレベルというものがあります。
一押し、一鍼のクオリティがあります。
いくら○○式、○○流を習おうが、凄い施術の考え方を学ぼうが、
その人の基礎分野や一施術のクオリティの格差があります。
考え方は、ご大層で施術が伴ってないというのは多々あります。
昔、東洋医学を習い立てのときに
理論ではこうなるとお客さんに説明して
実際のはならないという経験を良くしました。それは当時は、純粋に鍼が未熟だったからです。
施術のジャンルでは、理論より先に術
基本の一施術(押す、押さえる、引く、動かす、鍼を打つ基本の指先の動作など)
のクオリティがどうかというところに焦点があります。
例えば、若手や上手くない人の施術をみてみると
そんな姿勢で人を触ってそれじゃ効かんやろ
手に力入りすぎやろ
足のグリップが効いて無さすぎて全く力が伝わってないやん
そもそも腹でてて施術できるか?力士みたいなタイプならできるか
施術全然で問診や説明だけで全部やろうとしてるやん、頭でっかちやな
と解る人間から見ると沢山感じることがあるのです。
お客さんが解るのは難しいので直感で違うなと思ったら
相談すると良いです。
何も変わらなければ、引き出しが無いか、それしか出来ない場合があります。
まともな施術者なら変えて調節します。
医療は全体を包括したり、誰でも再現できる方法を求めます。
現実には、手術が上手い医者、下手な医者と当然にいます。
しかし、医療の特性上、あまり解らない様にしていますよね。
医療は全員が同じ事をできた方が良いという考えです。
施術は医療類似行為といわれるのは、個人の資質によりすぎるからです。
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