痛い場所があって心から良くなりたい患者さんだけ見てください。
お客さんが身体が良くなりたいという思いがある。
そして理想の良くなり方や身体の状態がある。
ハッキリ言います。理想の良くなり方は、なかなかしません。
一般のお客さんは治癒力が働いて良くなっていく過程をしりません。
施術で痛みが取れて魔法のようだ!
身体もスッキリで元気、昔の身体、若いときの元気な時のようだ!
これがだいたいの人の頭にあります。これはほとんどないのです。
あと薬で痛みが取れている状態が、イメージされている場合もあります。投薬の様に痛みは消えません。
私が感じる痛みが取れていく過程は、治癒や回復というより、
順応する、年齢と筋肉の衰えや患部や他の場所とのバランスが取れて痛みを克服する。といった方が近いです。
私が治っていている指標は、症状が絶えず動いて『変化する』ということです。
・症状の微妙な場所が変わる
・範囲がせばまる
・庇っていた場所が痛くなる
・今度は違う場所にでる
変化があって、ズッと悪かった症状に良い日ができて、良い日と悪い日の振り幅ができて、それが良い方向に収束していきます。
右肩上がりに良くなり続けるのは、新鮮な外傷しかありません。
履歴が長い症状は、使い方が悪く必ず筋力の低下があります。
そこが使われることは、違和感や筋苦痛がでたりもします。
治っている過程で筋肉痛も生じることがありあます。
患者さん目線で良くなっているのか悪くなているのか良く解らないという事があります。
説明してても理解しにくいし、痛みが変わって色んな所にでる時に不安の方が勝って諦める人もいます。
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