飛び道具みたいな施術がある。
即効性があって、その時効いたように錯覚させる。
すぐ戻る。
接骨院(整骨院)では有用かもしれない。
保険で安くて通いやすく、インパクトがあれば少し通おうかなと思って貰える。
しかし、自費の施術の世界では、全くそれが通用しない。
単価が高く、通う頻度が接骨院(整骨院)よりすくない、
そして変化が起っていかないとお客さんに不満がたまってくる。
施術の種類で切れ味が鋭いタイプの施術がある。
即効性とインパクト、接骨院(整骨院)では、この方向性が磨かれる。
鍼灸接骨院の鍼灸もこの性質で伸びる。
短時間でお客さんを驚かせたり、喜ばせたり、良くなったと言わせて期待と共に継続を促す。
通えば良くなる部分は少なからずあるので胸をはって通院させる。
しかし、自費中心になってくると、その時は良いけど‥‥という評判になりやすい。
なぜなら瞬発的な技術しか身についてないからだ。
私の施術も開業当時から比べると大分、方向性をシフトしてきた。
これは八年目でずっと施術を見直して、修正してきたから解ることだ。
切れ味の鋭い施術から、ジワーッと身体に影響を与えて長期的に効きやすい施術に変えていっている。
昔より、施術効果が伸びる。
しかし、インパクトは薄れたような気もする。
まだその方向は発展途上、技術はまだ先がある。
昔と別系統の技術である。
まだ物足りないお客さんもいるのだが、変化していく時には仕方が無い。
ツボを使って、全身に柔らかく、安全に、長期的に効果がある様に更なる進歩をめざす。
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