思うこと

鍼灸や人間の技術は奥深いもので、自分自身にも驚くことがあります。

日々の臨床を重ねて、フトした時に自分の成長や技術の伸びを感じたり、

壁を超えたりする感覚を感じる事があります。

特別な事はしていないのに、前より施術が効く様になっていたりします。

鍼の微細な深さの調節やツボの取り方、タイミングなどが上手くなったんだろうと思います。

料理に例えたら、同じ材料、レシピでオムレツが前より美味しく作れる。

シンプルな料理が、上手く作れる。みたいな感覚じゃないかと思います。

大幅な修正や変化をさせていないのに変わる時があります。

こういう感覚や壁を超えることで、施術者として一皮むけていく感じがします。

私は、プロとして良い施術を提供したいと思っていますが‥‥こういう感覚,感性を微塵も持ってない施術者もいます。

鍼灸や施術を道具として割り切っている、そんな感じですかね。

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