鍼の特性

鍼を機械的な刺激だと思う人が多いです。

施術は刺激療法だ。

揉みほぐしなどがある。

物理的に筋肉を解して、柔らかくしている。

固いモノを力で柔軟にしている。

そういう施術もあります。物理刺激のパワー施術ですね。

しかし、鍼灸や技術系の施術はそうでないもが多数あります。

身体の特性を活かして施術する。

その部分の特性を活かして身体の機能を回復する足がかりにする。

リンパマッサージなどは、リンパの反応を活かして身体の水分や老廃物を流して身体の機能を回復させる。

鍼を打つポイントのツボは、神経や動脈やリンパなどが集まる場所に多く存在します。

鍼の深さも症状によって、まちまちです。

私は全身を意識してツボに鍼を打つので、基本は浅めです。

ただ筋肉を柔らかくする為に打つと深くなりすぎます。刺激も強くなりがちです。パワー鍼ですね。

そのような施術は、すぐ戻ります。

何故なら筋肉を柔らかくしているだけで、他の事をしていないから。

循環を整えたり、内臓を動かしたり、施術でできることは多くあります。

凝りを解すことは悪い事ではありませんが、力ずくで身体の反応を無視した施術では副作用(身体に悪い反応)が絶対にあります。

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