施術の方向性や判断について

私は相当、色々な症状をみてきています。

中にはイレギュラーや超難しい症状もあります。

他所ではどこも良くならなかったという症状も多くみました。

ここでも患者さんはそんなに深刻でなくても、体質や身体の凝りの深さでみたら根深い人がおおいです。

症状を深く体質に根ざして、底が見えません。そんな人どうするねん!?

そんなとき東洋医学的なことが役にたちます。

症状もアプローチしますが、まずは身体の弱りや症状に関係する体質に対して施術します。

まずは全体から施術していく。大きい範囲から施術していきます。

これは外堀からうめる、土台を立て直す、ような感覚です。

これを施術ごとにやっておくとジワジワ効いてきて、回数を重ねるほど回復量が増してきます。

そして患部の症状がより解りやすく、アプローチしやすくなります。

患者さんには解りにくいですが、こういうことをやっておかないと後々で結局いき詰まることになります。

やはり治りにくいのは身体全体や体質など包括的な施術ができない場合が多いです。

脈診という技術を使って身体のなかの不バランスをみて施術します。

難しい症状も脈が整うと治癒のサインがでるので、そこを頼りに身体を調整していきます。

症状が取れなくても未来に回復していくサインがでているので進めていけます。

身体が良くなるよというサイン、今は症状に変化がでなくても兆しやかすかな身体の変化を私は信じます。

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